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2005年7月13日 (水)

石廊崎灯台

 石廊崎灯台を訪ねてきました。灯台に向かうために車を停める駐車場は2カ所あります(共に有料)。ジャングルパークの入り口に近いほうに停めた方が楽に灯台まで行けます。個人的には少々坂を登っても海に近い方の駐車場に停めて灯台に向かった方が行くまでの風景が楽しめると思います。

【MAP】

DSCF0194 ■役の行者小角(えんのぎょうじゃおづぬ)

 駐車場から灯台に向かう道の入り口のところに役の行者小角(えんのぎょうじゃおづぬ)の銅像があります。役の行者は吉野の金峰山、大峰山などの霊場を開き、「修験道の開祖」と崇められた人物です。また、神通力を持ち鬼神でさえ思うがままに操っていました。しかし、その力を悪用した罪でこの伊豆に流されました。
 
伊豆は古くから都人にとって未開の僻地だと考えられ、流罪の地とされてきました。ただし、当時は罪人といっても優れた知識・見識の持ち主も多く、伊豆の地元の人々にとっては京の進んだ文化を運んでくる重要な役割を流人が果たしていたと言えます。(参考:「ふるさと百話」 静岡新聞社)

 突然ですが、今、米大リーグで日本人選手が大活躍しています。本人の努力や才能は当然のこととして、ある意味、異文化を懐深く取り入れる米大リーグにその強さのようなものを感じ取れると思います。新しい存在が入り込むことによって、昔からあるものも活性化していきます。日本全国で元気が無くなっている地方を再び元気に再創生するためのヒントがここにあるのかもしれません。



DSCF0197■灯台へ向かう道

この道を登って行くと灯台があります。途中見える景色に疲れが癒されます。










junglepark_on■石廊崎ジャングルパーク(「強者どもの夢の跡」?) 
 灯台に向かう上り坂を登ること15分、坂を登り切るとそこには熱帯の世界?が待っています。石廊崎ジャングルパークです。
 石廊崎ジャングルパークは1969年、「熱帯の楽園」をキャッチフレーズに熱帯植物を観賞 する植物園としてオープンしましたが入場者数の激減に伴い2003年9月に閉園しました。最盛期は75万人にも達した入場者が閉園間際には11万人弱にまでに落ち込んでいました。

 閉園後の園内は時間の経過とともに傷みが進んでいます。ジャングルパークの文字も剥がれ落ちています。(左写真上:閉園直後の植物園 左写真下:荒廃が進む植物園)

 南伊豆町でも「石廊崎は観光伊豆の要であり、特別地域として厳しい規制が懸けられている自然環境は、何にも替えがたい価値があり、土地の荒廃を防がなくてはならない」との考え方を示しています。

 

DSCF0219 実際に建物は荒廃していましたが、皮肉なことにそこは生き物でいっぱいでした。青く透き通る海と空のすばらしい景色、生きる活力にあふれた蝉の声、ひらひらと花々を行き交う蝶たち・・・まるでここが楽園のように感じられました。何とかその豊かな自然を生かすための手だてが必要だと思います。この場所が時間と共に荒廃していくのを何とかくい止め、自然と人間が共生する場を創って行きたいですね。皆さんの知恵を出し合って、何か良い解決策を考えたいものです。


 

DSCF0198

■石廊崎灯台
 ジャングルパークを過ぎしばらく行くと前方に灯台が見えて来ます。






DSCF0205

 青い空と白い灯台がとても印象的です。







DSCF0203■石室神社
灯台の横道が石室神社(いろうじんじゃ)に向かう参道です。











DSCF0211 参道を少し行くと石室神社があります。第1印象が「自然と一体化している」でした。この神社は絶壁の窪みに祀られ、床下に千石船の帆柱が置いてあります。床が一部透明になっていて帆柱を見ることができますが、眼下は海なので、ものすごく怖いそうです。(残念ながら見ておりませ~ん (ToT))。





DSCF0207 突端に小さな社があります。もともと航海の安全を守る小さな社ですが、縁結びのご利益もあるということです。(本当に御利益がありそうですね)






DSCF0210岬の突端からは晴れていれば伊豆七島が展望できます。

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