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2016年5月10日 (火)

沼津市旅館ホテル組合連合会の会合

おはようございます。岩井茂樹です。

本日のスタートは東京の議員宿舎から!

国会に出勤する前に近くのプールでひと泳ぎ!と思い念のためネットで本日の営業をチェック!

・・・残念ながら本日は休館日・・・。

ということで、早めに出勤し今日の委員会に備えます。

さて、昨日一日の締めとなった仕事・・・『沼津市旅館ホテル組合連合会』の会合に出席させていただきました!

懇親の場では連合会の三輪会長や静岡県ホテル旅館生活衛生組合の府川専務理事から旅館ホテル業の抱える様々な課題について話を伺うことができました。

現在一番問題となっているのが”民泊”の問題で、会場の関係者の皆さんからは異口同音に民泊に関する懸念を伺いました。

2020年(平成32年)に夏期東京五輪が開催を控え、政府は2020年で4000万人のインバウンドの新しい目標値を設定しましたが、この訪日外国人数の目標に対して、現状、ホテルおよび旅館の供給不足が指摘されています。

その解決策として一般の民家に宿泊する”民泊”の話が浮上しています。

一方、民泊と称して空き家・空き部屋を借り、犯罪行為が行われる可能性が否定できないことや旅館業法に違反した無許可営業や近隣住民とのトラブルなど、民泊に関する問題点が指摘されています。

最も大きな問題点の1つは従来から旅館・ホテル業をされている皆さんが民泊の普及により、経営面で大きな影響を受けることです。

市場原理のもとで競えば良いのでは?という意見も散見されますが、ただ、競争するのであれば少なくとも”競争”する条件を同じにする必要があるのでは・・・。

旅館業法では営業の許可の条件として、「都道府県の条例で定める換気、採光、照明、防湿、清潔等の衛生基準に従っていなければならない」とされており、例えば、旅館・ホテルはその基準をクリアするために「多大な設備投資が必要」です。それを踏まえると民泊を解禁する際は従来の旅館・ホテル業者さんと新規参入する方々との規制に関する「不公平感の是正」にも留意する必要があると感じています。

 
岩井 茂樹さんの写真

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