本会議が開かれませんでした
おはようございます。岩井茂樹です。
昨日、国会は12日の衆院厚生労働委員会で、急きょ与党が介護保険関連法改正案の採決に踏み切ったことなどで混乱し、不正常となり衆院本会議で採決すべき法案があるにもかかわらず、本会議が開かれませんでした。
そのため、私が筆頭理事を務める参院経済産業委員会でも、本日参院本会議で趣旨説明が予定されていた法案が衆院から送られてこなくなり、審議開始が延期されました。
重要な本会議が流れる・・・確かにこれは与党が厚生労働委員会で急きょ採決に踏み切ったことが原因ですが、どうもその背景に民進党の委員会質疑に対する姿勢に問題の一つがあるようです。
予算の審議をすべき過日の予算委員会で、森友学園問題ばかりが扱われ、本来の予算審議が不十分だと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
予算委員会は予算に関わる幅の広い問題を扱う関係で多少は予算に直接関係無いことを聞いても問われない、そんな慣例があるのも事実です。ただ、それは度の問題!民進党の姿勢は度が過ぎているのではないでしょうか?
衆院厚生労働委員会でも同じことがあったようで、その民進党の姿勢がこの度の急きょ行われた採決の原因の一つと漏れ伝わっています。
実はそればかりではなく、民進党は衆参問わず他のどの委員会でも毎回委員会冒頭に「質問通告はしていませんが、森友学園について・・・」とお決まりのフレーズで森友学園問題について触れています。
森友学園問題とは全く関係無い内容を審議する経済産業委員会でも民進党の委員からは森友学園問題が必ず言及されています。(ちなみに民進党以外の野党はこのようなことはしていません)
貴重な委員会の質疑時間を倒閣運動に費やす・・・私はこの姿勢に疑問を持っていますし、良識ある民進党の委員の中には同じように、この姿勢に疑問を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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