参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 調査派遣9 ~モンゴル国立がんセンター
こんばんは、岩井茂樹です。
今回のODA調査派遣の対象は多岐にわたっており、医療機関への支援についても調査を行ってきました。
その1つが”モンゴル国立がんセンター”!に関する調査です!
このセンターに対しては質の高い看護サービスを提供するために日本式の看護の考え方や方法が指導されています。
2011年から開始されたこの支援・・・現在は3代目の國政亜沙美さんが青年海外協力隊(JOCV)として活躍されています。
國政さんは日本的な治療の記録方法であるSOAP記録(問題解決型記録)という方法を看護師の皆さんを中心に現地の皆さんにそのノウハウを伝えていらっしゃいます。
モンゴルは以前、治療用の注射を使いまわししたため、約5%の国民の方々が肝炎ウィルスの保有者と言われ、肝臓がんになるモンゴル人が最も多いのはこれが原因といわれています。
他にも塩分の取りすぎによる胃がんの比率が高く、これらの分野において患者さんの病気を早期発見できる日本の技術は大きな期待を受けています。
(写真は調査派遣団や病院の委員長の前で報告する國政さん)
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