〝伊豆半島道路研修会〟
こんばんは、岩井茂樹です。
本日は伊豆下田で〝伊豆半島道路研修会〟が開催され、私も参加してまいりました。
下田へのアクセスは国道414号を通って天城を越えるのが一般的なルートですが、今は当たり前のこのルート!わずか113年前に旧天城トンネル(天城山隧道)が完成するまでは伊豆半島を南北に分ける天城山は大変な難所で賀茂地域の皆さんも難儀されてました。
人や馬でさえ越えるのが大変だった天城峠、北からの物資の輸送は海運に依存するほど・・・それが1905年に旧天城トンネル(天城山隧道)が完成し、難所の天城超えは解消され賀茂地域の皆さんの生活はがらりと変わりました。
そして1970年に今の天城トンネルが開通し、今、天城越えのこのアクセスルートは地域の皆さんにとって無くてはならない存在になっています。
そして三本の矢ならぬ3本目の天城越えルートである伊豆縦貫道の工事が始まりました。
旧天城トンネルの天城越えルート=ホップ、新天城トンネルの天城越えルート=ステップ、そして伊豆縦貫道による天城越えルートのジャンプ!・・・伊豆縦貫によって賀茂地域は飛躍的に豊かになるチャンスを与えられます。
しかし、たとえ道路が完成したとしても、そのチャンスを活かせるか活かせないか・・・それは地域の皆さんにかかっていると感じています。
自分の故郷の未来の姿は、自分たちで描く!伊豆縦貫だけでは波及効果が足りません。あばら骨にあたる道路の整備が必要です。そして、それらの道路をどうやって活かしていくか!・・・観光産業、農林水産業をはじめとする地域の経済にどうやって結びつけるか、賀茂地域に住む皆さんの暮らしの安心・安全にどうやって結びつけるか・・・そんな話を是非、今から地域の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。その夢を実現するために、全力を尽くしてまいります。
(今回の研修会・・・国交省からは藤井所長、静岡県からは和田道路局長にお越し頂き、講演をして頂きました。中身の濃い講演を頂き本当にありがとうございました。)
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