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2019年1月12日 (土)

ナムグムダム(Nam Ngum Dam)に行ってまいりました。

こんにちは、岩井茂樹です。
ビエンチャン市内から少し離れ、北方約90kmの場所にあるナムグムダム(Nam Ngum Dam)に行ってまいりました。

もともと、何故ラオスを調査派遣の訪問先にしたか!・・・昨年、ラオスで韓国の建設会社が建設していたダムが決壊し、甚大な被害が生じたことに対して、現地でのその決壊事故の原因は何か?少しでも話を聞きたい!ということが実は念頭にあったからですが、それとラオスを訪問したもう一つ大きな理由が・・・。

現在、日本のODAで日本企業が既存のナムグムダムの発電機の増設工事を行っています。その内容がシビレるんです!何と既存のダムの堤体に穴を開け、そこから通水し新しい発電機を設置する!というものなんです。

コンクリート構造物に穴を開けると強度が足らなくなり、危険側に働く!こう考えるのが普通です。だから普通やりません!

しかし、この工事の実現にあたっては①このダムが重力式ダムであり、基本的には堤体の重みで水圧を押さえるものであること ②日本企業の緻密な計算により、穴を開けた時の安全性がしっかりシミュレーションできた、また、日本の建設会社の高い技術力があったことがこのチャレンジを大きく後押ししたということです。

加えて、なんとも魅力的な話は・・・ラオスの水力発電は1956年、日本人技術者の久保田豊氏がラオスのスファヌボン殿下から「ビエンチャンの電力が不足して困っている。良い知恵があったらお借りしたい」と懇願され建設した発電ダムが始まりで、それがこのナムグムダムというわけです。

今、ラオスは水力発電を大きな柱として国造りを進めていますが、そのきっかけを作ったのが日本人!そして、60年以上が経過し、再び日本人がラオスの地で貢献している!・・・そのような歴史を秘めたナムグムダムに今回訪問できたことに心から感謝を申し上げたいと思います。

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