参議院予算委員会が開会中です。
んにちは、岩井茂樹です。
ただ今、参議院予算委員会が開会中です。
午後からは「平成31年度総予算3案」に対する一般質疑が行われていますが既に予定より1時間以上の遅れです。()
なぜ遅れているか・・・一つ考えられる原因は質問者の質問の仕方の問題!
そのあたりを少々細かく説明を・・・。
参議院における委員会の質疑方法には往復方式と片道方式の二種類があります。
往復方式とは質問と答弁を合わせた時間をカウントする方式で、一般的な委員会で採用されています。
一方、片道方式は質問者の質問時間のみがカウントされる方式で、質問に対しての答弁時間は計算されません。
つまり、質問時間が消化されるまで答弁をしなくてはなりません。
このような事情があり、片道方式の委員会においては暗黙の了解で質問時間と答弁時間の割合が決まっています。
今日は3倍ルールとなっていますので、質問時間と答弁時間の時間比は①対②で、質問時間①に対して答弁時間②の合計③の時間がかかることになります。
例えば、ある方の総質問割当時間が10分なら、総答弁時間が20分となり合わせて30分がその方が費やす時間となります。
私たちは与党は、この点を配慮し、質問内容もある程度分かりやすく丁寧に、時間もバランスの良いものにしますが、時間を伸ばすことが目的の一部の野党の方は、質問内容よりはなるべく一問あたりの質問時間を細切れに短く(場合によっては数秒)し、それを時間いっぱい繰り返し行い、答弁時間をなるべく長引かせる、つまり委員会自体を長引かせる質問時間と答弁時間のバランスがきわめて悪い質問をされます。
質問は大切なもので、議員には質問する権利が認められています。ただし、単に時間かせぎの質問は控えたいものです。
今日は予算委員会で片道方式が採用されています。
現時点で予定より1時間以上遅れています。
今日は何時に終わるのやら・・・。
幹事長室は委員会が終わるまでは国会を離れることができません。()
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