「狩野川直轄砂防60年記念事業」
こんにちは、岩井茂樹です。
伊豆市で開催された「狩野川直轄砂防60年記念事業」に参加させて頂きました。
狩野川台風の翌年に始まった「狩野川直轄砂防事業」・・・今年60年を迎えられます。
...台風19号では、この地域でも大きな被害を出しました。台風の発災後、自民党の災害対策本部がすぐに開催され、私もこの地域の被害状況の報告と、被害を出しながらも、被害がある程度の範囲内に抑えられたのは狩野川放水路や砂防施設を含むインフラの整備が大きな効果を果たしたことは間違いありません。
災害対策というものは、多重的に対応すべきものであり、狩野川放水路などの治水対策と、河川に流入する土砂を捕捉する砂防堰堤のなどの砂防対策の効果が相まって、最大の効果を発揮するものだと思います。
さて、60年と言えば、人間であれば還暦・・・六十年生きて干支(えと)が生まれた年に戻る・・・人生が一区切りする・・・そんな意味があるのかもしれません。
ただ現在は、住環境や食生活も向上し、医療技術も進歩して、人生は100年時代を迎えたと言われるようになりました。
つまり、60年前の状況と今の状況は激変したということ・・・。
一方で激変したと言えば、私たちを取り巻く気候も地球の温暖化に伴い、激変しました。
ここ数年、大きな台風が日本を襲い、毎年のように大きな被害を、何度も引き起こしています。
この度、狩野川の直轄砂防事業が始まって還暦を迎えたわけですが、寿命が延伸したように、還暦で一区切りというわけではなく、砂防事業も状況の変化に伴いさらに充実させていかなければならないと痛感しています。
必要な予算確保、そして砂防事業をより一層推進し、地域の安心と安全をしっかり守るために全力を尽くしてまいります。
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