笹原山中バイパス（笹原地区）開通式典

こんばんは、岩井茂樹です。
本日のスタートは「国道１号 笹原山中バイパス（笹原地区）開通式典」にお招きいただき、出席させていただきました。

笹原山中バイパスが事業化されたのが昭和６３年・・・工事が平成になりはじまり、今から４年前に開通した「山中地区」に続き、このたび「笹原地区」が開通し全線開通の運びとなりました。

昭和そして平成から令和に掛けて、本当に長きにわたり、絶大なるご協力をいただいた、地域住民の皆さまに心から感謝を申し上げます。

この事業を大きく後押ししたのは、過去にこの道路でご家族を事故で失ったご遺族の皆さまの「もう二度と犠牲を出したくない」という強い思い、そんな強い思いもあったと感じています。

また、この工事にあたっては、施工時に玉石（たまいし）が複数箇所で出現し、それを破砕するのに大変な気遣いがあったこと、また、この地域はローム層という軟弱地盤が存在し、排水工や地盤改良などの追加工事が発生し、工期が１年遅れるなど・・・様々な困難があったこと・・・そのような困難を乗り越えて、工事完成まで安全に工事を進めていただいた工事関係者の皆さんに心からお礼を申し上げます。

この道は、皆さんの“想い”が詰まった「希望の道」・・・この安心・安全な道をしっかり活用し「皆さんの幸せ」に繋げていくことが、これからの私たちの仕事だと考えています。