「参議院 災害対策特別委員会」での国会答弁
おはようございます。
岩井茂樹です。
昨日の国会答弁!
・・・「参議院 災害対策特別委員会」にて、
今年の7月豪雨災害で大きな被害が出た
熊本県を流れる球磨川流域の治水について
自民党の馬場成志先生から質問をいただきました。
球磨川においては、今年の7月の豪雨災害では
大雨により氾濫、洪水が発生し、家屋が浸水したばかりか、
球磨村の特別養護老人ホーム千寿園で浸水により
14 名の犠牲者が出る等、甚大な被害となりました。
球磨川流域においては以前、治水も目的の1つとして
「川辺川ダム」の建設が予定していましたが、
民主党政権の政策判断のもと「ダムによらない治水」
という判断が下され、実質ダム建設は中止状態となっていました。
もし、川辺川ダムが建設されていたら、
このたびの豪雨災害を軽減できたことは間違いありません。
大きな被害が出た人吉市街では球磨川の推進が
1.9メートル程度低下し、市内の浸水範囲は
「約6割減少する」との検証もされました。
これらの事実を踏まえ、このたび、熊本県の蒲島郁夫知事が
2008年に自ら「白紙撤回」した川辺川ダム計画の復活を
容認する意向を先日の11月19日に表明されました。
今回の答弁は蒲島知事の表明を受け、
国土交通省の受け止めと今後の球磨川流域の治水の
進め方の基本コンセプトについて答弁させていただきました。
防災、特に治水に関しては岩井の専門分野です!
今までの経験や知見も活かしながら、
我が国の治水対策についてしっかり取り組んでいく覚悟です。
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