2008年5月27日 (火)

この時期にプリウスの話・・・。

 今日のニュースでガソリンが1リットルあたり170円台に突入することが報じられました。100円台に突入して騒いでいたことがついこの間のようです。

 さて、このガソリン価格の上昇で気になるのが”車の燃費”。実は今年に入ってからハイブリッド車(プリウス:命名プリ子)を購入しました。今まで乗っていた車の燃費が6~7(km/L)だったのに比べ、プリ子の燃費は現状で24~25(km/L)、満タンにすると1,000km以上走ります。

 確かにプリウスが素晴らしい車で、世界的でトップクラスの技術の固まりだと思います。でも実際に運転してみると、今までどおりの運転をしていたらここまで燃費は伸びていないのでは・・・。

 そう、プリウスは燃費の良い運転に気づかせてくれる車なのです。プリウスに乗っていると、普通はわからないような道路の勾配を感じることができるようになるんです!!道路の状況を感じながら無理なアクセルは踏まなくなり、自ずと、感覚が繊細となって結果的にエコ(燃費向上)運転になる訳です。

ハイブリッド車でなくても、ちょっとした気遣いをすれば燃費はかなり向上すると思います。

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2008年4月19日 (土)

荒れる山々・・・。

先日、友人と山菜採りに行ってきました。行った先は主に富士山の麓あたりでしたが、1つ気になったことがあります。・・・山がとても荒れてしまっているのです。以前、「植林された杉の木は、手入れをしないと幹も細くなり根も貧弱になってしまう」と聞いたことがあります。もし、今回の山々の荒れ様がこのことが原因だとしたら、なるべく早く、山々の木々の手入れをすべきだと痛感しました。人でが足りないとは思いますが、そこはアイディアで乗り越えたいですね。

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2006年3月11日 (土)

PSE問題って?

 昨日の雨模様とはうってかわって、今日は太陽が顔を出しています。今日は青年会議所の会議が岐阜であり今、向かっている途中です。
 ところで、最近少し気になる話題があります。それは『PSE問題』です。今日の新聞にも関連した記事が載っています。最初はBSE問題の新バージョン!?などと思ったりもしましたが、電気製品の安全基準に関する問題で来月からこのマークがない電気製品は売買禁止になります。「中古家電の販売業者が経産省に訴え」という新聞記事を目にしました。また、小池百合子環境相が今回の経産省の広報不足を批判しています。
 でもちょっと待ってください。その前にもっと根本的な問題があるのではないでしょうか?

 つい先日、ワンガリ・マータイ女史の講演を聴いた自分にとって、この“一連の出来事”はすんなりと受け入れることができません。日本に受け継がれてきた、そし て、世界からも評価され始めた、あの“もったいない”の精神は何処に行ってしまったのでしょうか?この件に関しては少し調べてみたいと思います。機会があ れば皆さんにご報告します。いわい茂樹

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2006年2月20日 (月)

「ワンガリ・マータイ女史記念講演会」開催

pamphlet-s 2006年2月20日(月)に富士常葉大学において、「ワンガリ・マータイ女史記念講演会」が開催されました。800人以上の参加者が集まり、会場も本会場+サテライト会場の2会場となり大変熱気に包まれた講演会になりました。
 私もこの講演を聴きに行ってきましたので、その講演の簡単なレポートを報告します。







以下、講演会を通しての大まかなポイントは、以下の7つです

【講演会報告】

  • ”山”の存在

 マータイ女史が住むケニアにもケニア山(標高 5199m)がある。日本の富士山もケニヤ山同様にすばらしく、そこに住む人々にとっての誇りである。また、そのような美しい山には神が住んでおり、そこには特別なエネルギーが宿り、周辺の人々はその山々に畏敬の念を持っている。この精神が今、とても重要になってきている。

  • 小さな力、行動の大切さ

 京都議定書は、1997年に京都で開かれた地球温暖化防止京都会議(第3回気候変動枠組条約締約国会議、COP3)での議決した議定書であるが、世界最大の二酸化炭素発生国であるアメリカ合衆国が国内事情により締結を見送っているなど問題も多い。しかし、このような大国(政府)の力を当てにするのではなく、小さくても市民一人一人の動きが大切であり、それが大きな動きに成る得る。

  • 環境問題と平和の関係

 環境が豊かなところには争いは起こらない。環境が脅かされ、自己の生命を守るために争いが起こる。

  • 資源の公平な分配

 一部の先進諸国だけが資源を独占せず、責任を持って資源を分配する「資源の公平な分配」が重要である。それには人権、法を守るしっかりとした統治の仕組みが必要である。

  • 経済価値と環境価値のせめぎ合い

 経済的な効果のみを追求すると環境に大きな負担を与える。それが周りまわって人間に戻ってくる。人間が経済活動をする際にも、環境を考慮し将来を見据えたビジョンを常に考える必要がある。

  • 3つのR活動

 日本には削減 (Reduce)、再利用 (Reuse)、およびリサイクル (Recycle)を実行に移せる環境が整っている。これら”3つのR”を実現するための高度な技術も所有するとともに「もったいない」に表される昔から伝わる伝統・文化が備わっている。

  • 感謝・畏怖の念の大切さ

 日本には古くから”感謝”の気持ちで資源を享受する奥深い文化、伝統がある。このような感謝の念やそれらを生み出している大地への畏敬の念を大切にすべきである。

 最近”もったいない”という私たち日本人が普通に使っている言葉にスポットが当てられ、世界的にも話題となりました。この”もったいない”という言葉には、上の7つの要素がすべて含まれていると思います。私たち日本人は代々この感覚を伝統・文化の中で伝承してきました。様々な問題が露呈し始めている現代において、この伝統・文化を見つめ直す時期に来ていると思います。日本の伝統・文化を誇りに思い、日本人として歩む道を考えていきたいと思っています。
 最後になりますが、マータイ女史はとても気配りされる方で、そしてとても笑顔の素晴らしい方でした。                           いわい茂樹

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2005年8月 9日 (火)

高校生たちが地元の海岸を美化

静岡新聞にちょっと心に留まった記事があったのでご紹介します。

■静岡新聞 8/9 より

海岸美化に汗 豊橋中央高の運動に協力 沼津中央高生
 旧東海道を歩きながら近くの海岸のごみ拾いをしている豊橋市の豊橋中央高生徒が8日、富士市吉原をスタートし、最終目的地の沼津市の沼津中央高まで活動した。同日は沼津中央高の生徒17人も参加し、ともに汗を流した。
 炎天下の中、生徒たちは疲れた表情を見せながらも協力し合いながら活動を実施した。美化活動をPRしたのぼり旗などを掲げ、リヤカーを引きながら海岸沿い約20キロをごみを拾って歩いた。目的地に到着するとお互いをたたえ、感想を述べ合ったほか、文化祭などでこれからも交流を続けることを約束した。
 豊橋中央高3年の水口隆太生徒会長は「ごみゼロを呼び掛けて沼津の生徒と歩いてきた。つらかったが地元の人の感謝の言葉が原動力となってやり遂げることができた」と満足そうに話した。
 豊橋中央高は豊橋市が5月30日の「530(ごみゼロ)運動」の発祥の地であることを全国に広めようと昨年からごみ拾い運動を開始し、今年で2回目となる。

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